タバコが我慢できない、なぜか?
タバコを吸うこと自体
悪いことではありません。
私は堂々と吸っています。
でもこのタバコ・・・
キモいとか臭いとか特に若い女性に
言われてしまいます。
ですので私も「堂々と煙草を吸う」
とは言いにくくなりました。
タバコ人口も50年前の4分の1にまで減少しました。
さすがの私も考え直す時が来たようです
健康上の問題、経済的な問題
から何度も禁煙を試した方も多いと思います。
しかしなかなか禁煙できない。
狭くなった喫煙コーナーで
肩身の狭い思いをして吸う。
同僚にもやめればいいのにといわれる。
しかもオリンピックを控え
空前の禁煙ブーム
もうやめたいですよね。
でも、やめられないでしょう?
なぜでしょう?
それは、たばこに含まれるニコチンが
ドーパミンの分泌を大量に促すからです。
ドーパミンは運動や意欲を向上させる
重要な脳内物質です。つまりやる気が出て
頭の回転も速くなります。
さらにドーパミンは、セロトニンの分泌も
促進します。セロトニンはみなさんご存知
のとおり、心をリラックスさせる
落ち着かせる作用があります。
もちろんタバコを吸わない人は
ドーパミンやセロトニンを自然に
分泌させることができます。
これをタバコが必要のない人と
私は呼んでいます。
タバコを吸っている人は、ドーパミンコントロールが
自然にできずにニコチンに頼ってしまうのです。
当然セロトニンの分泌も自然にはできない状態に
までなってしまいます。
だからやめようと思っても
6時間も続かないのです。
これはもう立派な依存です。
もちろん吸ってる人はそれを体でも
頭でも自覚ているのです。
しかしこの依存自体良くないことでしょうか?
これは学者の間でも意見が分かれるところなんです。
もともと、ドーパミンコントロールがうまくできない人が
タバコを吸うのではないか?
そうするとタバコをやめろというのは
少し酷ではないのか、と主張する
学者もいるぐらいです。
もちろんこういった学者は珍しい方で
一般には健康のために、何とかやめた方がいい
といった考え方が主流です。肺がんや肺気腫
の危険性を主張する学者が主流です。
私はどちらの見方も正しいと思いますし
どちらも筋が通ってると思います。
しかしこんな驚くべきデータも存在します。
自殺した人から1000人無作為抽出をしたらなんと1000人ともタバコを吸ってなかった。
つまりドーパミンコントロールが人によっては
いかに難しいか、セロトニン分泌を促進する
ドーパミンを出すのがいかに重要であるか。
を示しているデータなのです。
ですからタバコを吸う人に安易に「自己管理ができないやつ」
とは言えないのです。
ここで皆様の意見は分かれることになるでしょう。
タバコを吸い続ける、やめる
これは、個人の判断であり自由です。
この国では憲法でタバコを吸うことは禁止されていません。
やめるか やめないか あなた自身が決めることです。
タバコを吸う人、吸わない人お互いが尊重しあう社会を作っていくのが理想だと私は考えます。
ぴっぴ