私の世代の男らしさっていうと
専業主婦が多かった時代ですから
遅い時間に仕事から帰ってきて
奥さんに「ふろ!!」「めし!!」「酒」
って威張ってましたね。まさに男尊女卑です。
でも男は「家族に食わせるなら、どんな苦労でもする」
という覚悟がありました。言葉は荒かったですけど
愛情表現だったんです。優しさだったんです。
さすがに今は変わりましたね。専業主婦は少なくなり
お父さんも、子育て、家事をする時代です。
以前のような男らしさは、いらなくなりました。
しかし、子育てするのが今の男らしさなら
なぜ、幼稚園にお父さんが送り迎えするのを
女性は「男らしい」「かっこいい」と言わないのでしょう?
むしろ「大変ですね」って言われちゃいますね。
これは矛盾してますよね。男らしさが変わったならば
子供を送り迎えするのを「かっこいい」って言わないとおかしい。
でも言えませんよね。本能的に。
時代が変わっても「いわゆる男らしさ」の価値観は変わってないのです。
やはり男が女を守ってあげなければならない。
家に強盗が入ってきたとき、戦うのはおとこでしょ。
表面的に男の役割が変わっても「男らしさのイメージ」
は変わってないのです。
力強さ、これが男の特性です。
また男は、物事を論理的に考えるという特性も持っています。
一方女性は、感受性の豊かさという特性を持っています。
もちろん個人差はありますが。
男女がお互いに尊重しあう。
そんな気持ちが、何か時代とともに失われているような気がしてならないのです。
草食男子、肉食女子この言葉、私には不自然に思えてなりません。
男と女が逆転したような、エキセントリックで複雑になってしまうばっかりです。
さあそこでおやじたちの登場です。
本当の男らしさを若い者に教えてあげましょう。
本当に男と女が、お互いに尊重しあい、助け合って生きていくことがいかに大事何かを。
そして人間同士がお互いに尊敬しあい
人間関係がより豊かになる社会を作るのを
提案しようあありませんか。
これからの時代は、おじさんたちが
社会を変える時代になっていきます。
おじさんたちがかつての
自然な共同体があった時代を復活させるべく
世に中に警告を発するのです。
やはりパワーは、男の特性です。
やはり感性は、女の特性です。
それが本来の人間の姿です。
中高年世代は、そのことを
よく知っています。
だから社会を変えるのは、若者ばかりでなくおじさんたちなのす。
その肝心のおじさんたちが
今の風潮にあわせる必要は
全くありません。
どうも今の若者たちの考え
一部ではありますが
歪んでいるように思えるのは僕だけでしょうか。
ぴっぴ